Vol.22 2つの効果的な学習法【後編】
今回は『効果的な復習の方法』『ダラダラモードを断ち切る方法』を具体的に紹介しよう。
効果的な復習の方法
復習のサイクルは学習した日の『2日後、1週間後、1か月後』が、もっとも効率がいいらしい。
- 学習したその日にテキストやノートを見ながら頭の中を整理
- 1日空けて復習
- 週末にもう一度復習
- テスト前にもう一度復習
とこんな感じでやればいい。
「そんなに何度も?」何度も繰り返すのがポイントだ。脳は繰り返し見るもの、聞くものを記憶する。
「これ、大事だから覚えてね。」といくら脳に言って聞かせても、脳には通じない。脳の理解はこうだ。
「これ、一回しか見てないから要らないよね。忘れちゃお~っと。」しかし何度も繰り返してやると、
「あっ、これ大事なんだ!記憶しなくちゃ!」となる。
それに実際にやってみるとわかるが、1回目の復習より、2回目、3回目の方が楽に短時間で終わる。テスト前に死に物狂いで覚える方がよっぽどしんどい。
「でもテスト前じゃないとやる気出ないんだよなー」
そんな君には、
ダラダラを断ち切る方法
- とにかく今日やらなければいけないものを机の端に置こう。優先順位が高いものが一番上だ。
- 次にタイマーを用意し、25分にセット。
「なんで25分?」それが人間の集中力が続く限界なんだって。25分も持たないという人は最初は15分でもいい。とにかくタイマーをセットし、やらなければいけない課題をスタンバイ。
準備できたら、タイマー、スタート!ここからは一心不乱に目の前の課題に取り組む。チクタクチクタク…… 急げ、時間はどんどん過ぎていく。 - ピピッと鳴ったら、例え途中であってもストップ。5分間の休憩だ。ここで間違ってもスマホなんかいじらない。お茶を飲むとか、ストレッチするとか、脳を一旦休憩させる。
実はこの休憩がとても大事。脳を休めることで、さっき学習したことと、依然に学習したことが結びついて、どうも釈然としないことが腑に落ちたり、どうしても解けない数学の問題の答えがひらめいたりすることがあるらしい。 - 5分間休憩が終わったら、第2ラウンド開始。出来た課題は脇へ置いて、次の課題へ。第3ラウンド、第4ラウンドと進むうちに机の上に積まれた課題がどんどん減ってくる。
最終ラウンドまで戦い抜いたら、思い切り自分を褒めてあげよう。例え途中でダウンしても、いつもより出来たという満足感が味わえるはずだ。
さあ、君は今日、何ラウンドまでやる?
Kazumi
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