Vol.26 フォニックスとサイトワーズ
将来、英語をスラスラ読める子に育ってほしい。それが、幼少期から英語を学ぶ目的の一つかもしれません。けれど、「小さな頃には英語を読めていた」のに「いつの間にか全然読めていないことに気がついた」という話もしばしば耳にします。
なぜなのでしょう。それは、読む方法には二種類あることに気付きにくいからです。
子供の脳は形状記憶の天才です。お話に出てくる単語は、長くても容易に形状記憶して、数回読めばスラスラと読めるようになります。それを見てわが子が英語を読めるのだと勘違いしてしまうのです。
単語の形を記憶して読む方法は「サイトワーズ」と呼ばれるスキルで、自発的に読むスキルは「フォニックス」というスキルです。サイトワーズとフォニックスは両方とも読むことに役立つスキルですが、似ていて全く違うものです。二つを比較した表で確認してみましょう。
また導入の順番も大切です。将来英文を読むためには、幼少期に、まずフォニックスで読み始めるのがおすすめです。フォニックスとは、日本語には無い発音も含めて、アルファベットと発音の間のルールを学び、英語の正しい読み方を容易にしてくれる方法の一つで、英語圏では幼児教育の基本として取り入れられています。
自発的に読めること、正しい発音が身に付くこと、そして何より知らない単語を読むことに応用できるので、大きくなって英語を読む力に直結するのが最大のメリットです。フォニックスができれば、幼少期から中学生にかけて出会う単語の70〜80%は読むことが可能だと言われています。
単語を覚えて読むことはできますが、フォニックスは学ばなければ身につきません。日本では、カードを活用して覚えて読むサイトワーズだけが取り入れられている学校も少なくありませんが、まずはフォニックスで自発的に読むことから始め、次にフォニックスのルールが当てはまらない単語を音で覚えるサイトワーズのスキルを併せて読む力を養いましょう。
ではそのフォニックスをどのように習得するのか?当校では、オリジナルメソッド「プロスフォニックス」を開発し、『楽しい・覚えやすい・忘れない』フォニックスを学べる環境を提供しております。
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