Vol.110_小学生からの最適な英語学習とは?- Part 3
Part 1では、英語を『好きに、得意に』するためのはじめの一歩は、「分かる→楽しい→前向きな姿勢」の好循環を整える大切さを、Part 2では「フォニックス」が4技能を効率的に統合できることをお伝えしました。
シリーズ最終回の今回は、小学生に最適な英語学習における『将来希望する高校・大学に行くために』どうすればいいのか、そのポイントをお伝えしましょう。
将来希望する高校・大学に行くために
結論からいうと、将来希望する高校・大学に行くためのポイントは、小学校低学年からこの2つを整えることです。
- 無理をせず継続できる環境
- それぞれの年齢に最適な内容を学べる環境
小学生の英語教育は、小学5・6年生で、あるいは中学以降で力を発揮するための大切な助走の役割を果たします。それぞれのステップが、各学年に合致した細やかなものであればあるほど、必要な時期に力を発揮できる英語力をバランスよく育てることが可能になるのです。
「無理をせず継続できる環境」と「それぞれの年齢に最適な内容を学べる環境」。
その二つを反映したシンプルな「言葉習得のゴールデンパス(黄金の道)」は、次のようなものでしょう。
- 小学生に入る前に「ネイティブの発音」に触れる
- 小学1・2年生で「英会話で対話・発音の基礎とフォニックスの基礎」を学ぶ
- 小学3・4年生で「英会話/フォニックス共に応用する力」を身につける
- 小学5・6年生では、英会話/フォニックスで4技能を伸ばすことに加えて「文法的要素」を学んで今まで習得してきたことを統合
小学校高学年で「英検に挑戦する」こともおすすめ - 中学1年生以降の教育では、日本人講師に「文法・語彙・長文(精読・速読・大意要約)・英作文」を学び、ネイティブ講師からは、それまでに培った話す力・聞く力をベースに「リスニング・面接試験に対応できるスピーキング」を学べる環境が理想的
これまでにお伝えしてきたように、将来希望する高校・大学に行き、その後社会で必要となる英語力を習得するには長い時間がかかります。英語を得意にするために最も大切な能力の一つは「前向きな姿勢」であり、「自主的に学習を継続する力」です。
「無理をせず継続できる環境」と「それぞれの年齢に最適な内容を学べる環境」を整え、規則的に英語を勉強する習慣を身につけること。これが小学生に最適な英語学習の3つ目のポイントです。
まとめ
小学1年生からの6年間は「ことばの力を育てる土台作りの黄金期」。自然な言語習得には最も大切な期間です。
英語を「得意科目」にして「英検にも無理なく合格」し、そして「将来希望する高校・大学」に行く。
そのために、今回お伝えした「小学生に最適な英語学習の3つのポイント」をヒントにして頂けたら幸いです。
- 英語を『好きに、得意に』するために
「分かる」から「楽しい」、楽しいから「前向きな姿勢」で自主的に勉強に取り組み、それが「さらに分かる」ことにつながるという好循環を作る。 - 4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く伸ばすために
小学1・2年生の間に、英会話に加えてフォニックスを学ぶことで、4技能をバランスよく統合する循環を生む。 - 将来希望する高校・大学に行くために
「無理をせず継続できる環境」と「それぞれの年齢に最適な内容を学べる環境」を整え、規則的に英語を勉強する習慣を身につける。
英語習得は、最終的に自分が目指す目標に到達できるまで、様々な経験を積みながら一歩づつ進んでいく長い道のりですが、まずは「分かる!楽しい!」から始めて頂くことが大切な第一歩。
好循環を作る環境を整えて継続できれば、誰でも目指す目標に到達できるのです。
保護者の皆さんも、是非一緒に楽しんで伴奏してください。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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