Vol.112 清音と濁音のイメージ
先週から始まった『英語の発音とそのイメージついて』のブログ、以下の4つのうち今回は『清音と濁音のイメージ』をご紹介したいと思います☻
- 英語のオノマトペ(擬音語・擬態語)
- 清音と濁音のイメージ
- 語彙の持つ意味とその発音との関係
- “l”と”r”のイメージ
日本語との違いや、また日本語と似ている部分など、英単語の色々な特徴を知ることで、丸暗記ではなくイメージできる力が身に付きますよ♪
言葉は擬声(音)語で始まり、その原音に最も近いと感じられる文字で表記されてきたので、その文字には特別なイメージがあると思っています。今回は清音と濁音でイメージの比較をしてみました。
F (フ) と B (ブ)
- [f]― 「フッ」と吹けばヒラヒラ飛んでいく、軽くて薄っぺらいものや、空中や水中にフワフワ浮いている感じがあります。
float / flag / feather / fur / fly / flake(薄片) / flour / flannel(フランネル) /flight / flap(羽ばたく) / fog /faint(ほのかな) - [b]― 破裂音らしく、激しさと勢いがあり,勢い余って爆がぴったりです。
bomb / burst / burn / busy / box(殴る) / bark / break / boil / blow(打撃) /brave / brutal / bang(バタン) / beat / boost(後押しして勢いづける)
同じ意味を表す語で比べてみましょう。
・ foam ― bubble 同じ泡でも勢いが違います。
・ flame ― blaze (爆発的に燃え上がる炎)
・ flame (ポッと赤面) ― blush (激怒で真っ赤)
・ flower ― blossom (勢いよく開花する花)
・ flurry (突風) ― blast (爆風)
S (ス / シ)と J (ジ)
- [ s ]― 摩擦音であることから物をこするメージや、静か(控え目)で素早い動きを連想します。「スー」や「スイスイ」でしょうか。
scrub / sculpture / scuff(擦れる) / swift / swallow / sudden / sharp / silent / secret(大声では話せません) / sword / swim / speed - [dℨ ]― 物が勢いよく移動したときの音から生まれ、急で騒々しいイメージです。
jingle(リンリン) / jangle(ガチャガチャ)/ jazz / joy / joke / junk / jet / jam(雑踏) / jungle / jumble(ごちゃまぜにする)/ jump
またJはJupiter(神々の王)を表すことから「裁く」の意味も持ちます。
judge / jury / justice / jail
誰でも英語の単語を覚えるのに苦労した経験があると思います。
発音とそのイメージが結びつけば、語彙習得の助けになるかもしれません。
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