Vol.115【英検Tips】クリスマス関連の行事

Hi there,
How have you been doing?
December, the last and merriest month of the year, has come at last!

師走ですね。日本では忙しく過ぎてしまいがちですが、欧米ではクリスマスをメインに最も盛り上がる季節です。
クリスマスはずいぶん前から、日本に定着していますが、実際の欧米の行事とはかなり違った独特のものになってしまっています。

クリスマス関連の行事は、英検の長文に多出のトピックです。それ以外の試験でもよく見かけますし、日常会話でも常識として知っていると役立ちます。一般的な文化背景を確認しておきましょう。

December 24   Christmas eve
December 25   Christmas day
December 26   Boxing day

日本では、なぜか一番盛り上がるクリスマスイブですが、イブ(eve)は何か特別な日の前日という意味です。
ちなみに大みそかはNew Year’s Eveですね。

24日のイブの夜の間にサンタクロース(Santa Claus)がプレゼントを配り、クリスマスの朝に子供たちがクリスマスツリーの下や、くつ下(stocking)の中のプレゼントを見つけます。他の家族からのプレゼントもその時一緒につつみを開けるのが一般的です。

さて25日が『Christmas』です。今さらですが、なんの日でしょうか?
小さい子に聞くと「サンタさんが来る日!」と元気に答えてくれますが、本来は日本ではイエス・キリストとよばれているジーザス・クライスト(Jesus Christ)が生まれた日とされていまです。Christ’s Mass(キリストのミサ、聖祭)が短くなって、Christmasになりました。
スペルに残る”t“の理由がわかりますね。

そして26日は、『Boxing day』です。イギリスをはじめ英連邦(the Commonwealth of Nations)の多くでは祝日です。
昔、クリスマスの翌日に貧しい人や、クリスマスも休めなかった使用人に箱(box)にプレゼントやお金を入れてあげたことが起源と言われています。
現在ではバーゲンが行われる日になっているようですが・・・。

ちなみにスポーツのBoxingは、boxの別の意味からきています。
box (名詞) :殴打、平手打ち(特に耳を叩くこと)
(動詞) :手で叩く、こぶしで闘う

最後はクリスマスの話題から少しずれましたが、
Merry Christmas to all of you!

Warm regards,

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