Vol.56_やっぱり大事!?英文法!!【後編】
小学生・中学生・高校生の文法グループクラスを長く担当している講師による『英文法について』の後編です。
【前編はこちら】
プロスの小学生文法クラス
プロスの小学生文法クラスは文科省の方針がどのようであれ、英語学習者にとってとても理想的なコースだと思います。
小学生文法クラスの生徒は、ほぼ全員が幼稚園や小学校の低・中学年から、外国人講師担当のコミュニケーションクラス(50分)と日本人講師担当のリーディングクラス(50分)を週1回のペースで学習してきています。
コミュニケーションクラスでは本物の英語を聞き、話せる力を伸ばします。
日本語を介さずに外国人講師から“What animals do you like?” と聞かれれば、“I like dogs.”と答えれるようになります。
リーディングクラスでは読み書きの”like”の”i”をフォニックスで[ai]と正しく発音し読めることや、「犬」を”dog”と書くことができます。
そのような下地ができている生徒たちが、従来中学校で学習している英文法を小学校5・6年生で丁寧に学んでいきます。例えば、
- 「私は犬が好きです。」という日本語は、英語で「主語+一般動詞」の順番なので”I like~”で始める。
- 「犬」は「全般の犬」を指すので“dogs”と複数形の”s”をつける。
というふうに理屈を学んでいきます。上記の日本語を決して“I dog like”などとは言ったり書いたりすることはありません。
小学生文法クラス終了後…
語学は『納得』して『体得』することが大事ともいわれています。年齢の低いときに先に『体得』して、高学年の知的好奇心の強くなった段階で『納得』する方法は、生徒にスムーズに理解してもらえると思います。
また、授業では中学生1年生の文法テキストを使用しているのですが、中学生がよく間違えやすい箇所や中学校のテストで出て来る問題などを先に教えて、自信をつけさせてあげます。
プロスで小学生文法を教えさせていただいて5年ほどになりますが、毎週の単語テスト→授業で英文法をしっかりと学習→宿題で復習を経て、その後中学生文法クラスへと進学する生徒たちは、学校の授業は問題なく理解でき、テストでも必ず高得点を取れるようになっています。また、自分の力で無理なく英検合格も勝ち取っています。そのような姿を見れることは講師冥利に尽きます。
もうすぐ、秋も深まり学習にはピッタリの季節になりますね。これを機に今一度英語学習の見直しをして、新たな異文化理解の旅に出てみてはいかがでしょうか。
Now, let’s enjoy learning English grammar!
Sayuri
プロスランゲージセンターでは、11月6日(月)・7日(火)・8日(水)・10日(金)16:30~17:20に新小学4・5年生対象の『小学生文法クラス説明会』を実施します!詳しくはこちらをご覧ください。
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